2005年 05月 13日
カタルシス |
Leica M5 Elmar50mmF2.8(1st)
「使ってみなけりゃ分からない。」カメラもレンズもその通りなのだが特にレンズは「使ってみなけりゃ分からない。」度合いが高い。気になるレンズを全部使うことが出来るのなら何の問題も無いのだが現実にはそうもいかない。こちらがいいか、あちらがいいかと悩む訳だ。そしていつも気になるレンズというものも存在する。焦点距離の違うレンズを手に入れても、同じ焦点距離ならなおさらだ。
ズミクロン35mm初代(8枚玉)と呼ばれるレンズだ。頭の中では希少価値から高値になっているがそれぞれ特徴を持ったレンズの中の一本に過ぎない。と理解しているのだがやはりどこかで拘っている。あまりにも神格化されているせいでもある。あまり拘っていては精神にも体にもよくない。いわゆる「病気」と言うやつだ。病気なら治療しなくてはならない。治療費に保険は適用されないが精神が安寧を得るならば治療費としては高くはないかも。(いや、やっぱり高いか。)
カタルシス:辞書には「悲劇作品などを味わうことによって、たまった感情をほぐし、さっぱりすること。」と書かれている。
「8枚玉」が悲劇作品じゃ困るけどね。
by leica-m8
| 2005-05-13 00:43
| LEICA