2006年 06月 25日
公園写真家 |
Zeiss Ikon Summicron 35mmF2.0(1st)
東京の井の頭公園にオリジナルプリントを販売する写真家がいる。井の頭公園内に写真ギャラリーがあるわけではない。他の露天業者に混じって写真の販売をしている。写真家自ら露店で写真の販売をする是非は別の機会にするとして、彼はなぜ公園でプリントの販売をしているのでしょうか?
売れない写真家を自称する彼ですが、今年「日本写真家協会新人賞」「写真の会賞」とW受賞しているし「風の旅人」20号にも紹介されている。写真家はカメラマンと比べ貧乏なことは明白ですがそれにしてもあまりにもである。夕張時代の「番地のない風便り」東京に越してからの「公園のマジに売れない写真家奮闘記」は涙無しでは読めません。(笑)あまりの悲惨さに笑ってしまいます。写真に関連した仕事をしながら自分の作品を作り続けること(ほとんどの人がこの方法)も可能なはずだったのになぜ今のような方法を取っているのでしょうか?それはお会いした時に直接聞くとして、東京近郊在住の方は井の頭公園に集合すべし。写真家本人にあなたのブックを見てもらえ、貴重なノウハウを手に入れることが出来るでしょう。青空の下のワークショップというわけです。授業料がオリジナルプリント1枚1,000円というのは良心的を通り越しているのでは。おそらく来年の今頃には青空ワークショップも無くなっているだろうしオリジナルプリントもギャラリーでしか手に入らなくなっていることでしょう。今すぐ井の頭公園へ急げ。もちろんどこからでもNETという便利なもので購入出来る。
その写真家の名は風間健介。
写真家・風間健介のホームページ
by leica-m8
| 2006-06-25 22:49
| colum