2005年 07月 13日
Zeiss Ikon 3 |
価格が正式に発表されてから、にわかにブログやBBSで買う、買わないを含め話題になっているようだ。(といいながらこの記事もそうなんですけど)
ZMレンズに関しては総体的に買う、使って見たいと思う。という肯定的な言葉が並んでいるようだがボディに関しては批判的な意見が目立つようだ。まだ誰も手にしていないのにね。
旧コンタックスやライカと比べて…どうのこうのという意見が一番多いがZeiss Ikonという名を受け継いだ責任か?それもなんだか可哀想な話しだなぁ。
僕たちの年代ではライカや旧コンタックスが主流であった時代は知らない。カメラをブランドで選ぶ訳でもない。レンジファインダーに興味を持ち一番使いやすいカメラがライカであった訳だし、スクエアーフォーマットではハッセルやローライであった訳だ。結果的には有名ブランドカメラを使っている。
企業はブランドという名声を勝ち得るためにたゆまぬ努力を積み重ねてきた訳だから、ブランド=良いもの、という公式が成り立つ。今までは、である。Zeiss Ikonには生まれた時からブランドというレッテルが貼られているのだが肝心の歴史の積み重ねが無い。Zeiss IkonがZeissというブランド名にふさわしいものになるかどうかはこれからの楽しみなのだが、銀塩業界そのものがその楽しみを奪いかねない状況なのだ。
今度のZeiss Ikonがブランド名に関わらずいいカメラであって欲しいものです。
今日現在、コシナから発売日の正式アナウンスはまだない。
by leica-m8
| 2005-07-13 00:24
| colum