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2006年 02月 27日
![]() Zeiss Ikon Summaron 35mmF2.8 ブログで知り合いの方がLeica MPを手に入れられたようだ。僕が好きな写真を数多く撮られているのでその写真を撮ったカメラやレンズもいつも気になる。もちろんそのカメラ(レンズ)で僕が撮ったからといって彼と同じ写真が撮れるわけではない。また撮りたいわけでもない。僕には僕の写真がある。 彼の写真が好きという一ファンなのだ。ファンだからこそ「MPかぁ。俺も使ってみようかな?」となるわけである。もちろん以前から欲しいリストの中には入っている。広角専用にファインダー倍率0.58のモデルを狙っている。ファインダー倍率0.58のLeicaにはM6TTL、M7もあるのだがシャッタースピードダイヤルがそれ以前のMモデルと回転方向が逆なのでM3、M2をメインに使っている身としては買うなら同じ回転方向のMPがベストだな。いつか買おうかな程度の欲しい度のカメラだったのだが俄かに欲しい度レベルがアップした。 M2(セルフタイマーの無いモデル)がMモデルでは一番美しいと考えている私である。MPのシンプルさがM2並みに美しい方だな。だから機会があれば手に入れようかと考えていたのだが冷静に考えるとM2で充分、困ることはないのだ。こんなことを考えていたら今度は、今使っているM2はブラックペイント(アフターペイント)なのでシルバークロームの美しい前期型のM2が欲しくなって来たぞ。(冷静に考えるとって、少しも冷静じゃないなぁ。) こんな風にして減らしても減らしてもまた増えるのですね。ぜんぜん学習してないです。
2006年 02月 24日
![]() Zeiss Ikon Summaron 35mmF2.8 僕の車は初期のロードスター(NA6CE)です。二人乗りのスポーツカーってことで座席の着座位置が低いのです。コートや丈の少し長いジャケットのジッパーやボタンを留めないで乗り込むときには気をつけないと裾をドアによく挟んだりします。なぜこんな話から始めるかというとジャンバーの裾をドアに挟んでしまいました。右のポケットに少し重いものを入れてあったのが原因です。 その少し重い物というのがコンパクトデジだったので見事に液晶が三分割画面になって何も見えなくなってしまいました。「ヤッテシマッタ」とお先真っ暗なのになぜか液晶は真っ白という「あしたのジョー」状態。フィルムカメラなら大小取り混ぜて色々ありますがデジタルは1台だけなのでブログやサイトの更新にすぐにでも困ってしまいます。 修理という手もあるが現用のCaplio R2の不満点、シャッターのタイムラグの長さと露出やシャッタースピードがマニュアルコントロール出来ないということが解消出来そうな機種に買い換えるという方向で検討することにした。単に新しいデジカメが欲しいだけという話しもあり。(笑) 今のCaplio R2に決めた理由というのは広角側が28mmということ。マクロに強い。バッテリーが切れても単3乾電池で代用できる。という3点で購入した。しかしコンパクトの悲しさで絞りやシャッタースピードのコントロールが出来ない。コンパクトデジにそういうことを望むのが間違いかもしれないがサイトのブツ撮りや日常の記録がメインなので一眼デジというのはあまりにも大げさだ。今人気のGRデジタルにも触手は動くが使い道から考えるとズームが無いのが辛い。価格と欲しい機能を満足できるデジに同じリコーのCaplioGX8があるが発売してから1年近くなることが気にかかる。(コンパクトデジの発売サイクルを考えると1年前というのはチョー昔ということだ。) 500万画素ぐらいで充分だからコンパクトマニュアルデジというものがないものかなぁ。
2006年 02月 21日
![]() Leica M3 Summilux 50mmF1.4 去年の暮れからZeiss Ikonを良く使っている。よく出来たカメラだなぁというのが印象だ。ボディも軽量で一日中手にしていても楽だしフィルムの巻き上げも軽くてスムーズそしてAEもなかなか的確な判断をしてくれる。 もう一台手に入れてAE機2台体制にすればかなり便利なシステムが出来上がりそうだ。しかし問題というか僕の使い勝手上問題が...。 出来上がったネガを見てみるとM2やM3のマニュアル露出で撮ったフィルムのほうが意図した明るさ(暗さ)で撮れている。AEでも露出補正やAEロックをうまく使えばいいのだろうがどのあたりを測光するか、どれぐらいの補正量が必要かと考えるとマニュアルの方が露出値を決めやすい。ストリートスナップのようにファインダーを覗く時間が1秒という短時間の場合には尚更マニュアル機の方にアドバンテージがある。Zeiss Ikonでもマニュアルで露出を決め撮影することが出来ますが折角のAEがもったいないことになります。 AEが必要ないとなると現在のM3やM2で充分ということなのですが物欲はもう一台M2はどう?最新のMPは使いやすそうだよ?とつぶやくのです。 今年はカメラやレンズを増やさないようにしようと暮れに誓ったのに年が明けてまだ2ヶ月も経過していないのに誓いが守れるかはなはだ疑問な状況だ。こういう物欲の悩みはそれ自体が楽しいのが問題だ。(笑) (Zeiss Ikonの名誉のために:モノクロの場合プリントでコントロールできる範囲の中庸でバランスのいい露出を提供してくれます。ただ僕が望む明るさ(暗さ)にするには多少の補正が必要だということです。)
2006年 02月 18日
![]() RICOH Caplio R2 美と醜の境目はどこにあるのでしょう。 どこまでが美でどこからが醜なのでしょう。 僕たちはすべてを直視しなければならない。 少しの想像力とファインダーの力を借り、 直視することによってのみ美と醜の境界線を見極められるだろう。 そのなんと曖昧なものか。
2006年 02月 14日
![]() Leica M3 Summarit 50mmF1.5 今週の日曜日の早朝に母が倒れた。救急車が来るまでに呼吸と脈を診ると正常なのだが意識の無い母の顔を見ているとこのまま逝ってしまいそうな不安が走る。常時通院している病院に搬送するかどうか聞かれたが、普段通っているのは内科である。意識を失って倒れたことから脳外科の医師が待機している救急病院へ搬送を希望する。救急救命士の判断も到着した病院の医師の判断も脳梗塞ということ。現在各種検査中だが救急車内では動かすことが出来なかった左の手足が幸い左手は正常に、左足も麻痺は残っているが感覚もしっかりしておりリハビリで治療可能とのことで一安心である。 倒れている母親の手を握り、心をよぎった事は「親孝行なことをろくすっぽ出来ずに逝ってしまうのか?」「母親の写真ってほとんど撮っていないなぁ。」と相変わらず「親不孝な息子の発想」であった。 子供が生まれ、子供の成長記録を撮るために写真を初めたということはよく聞くが両親の写真を撮るということはあまり聞かない。僕自身もそうである。あなたの両親、あなたの奥さんやだんなさんの両親、両親の写真を撮っていますか?若い頃は両親に反抗も反発もしてきたが僕自身も歳を取り彼岸とやらの岸が見え隠れする距離まで歩んできて今まで撮ってきた数万枚の写真の中に両親の写真のなんと少ないことか、もう少し元気な顔を見せてくれるようになったら母親を撮ろうと思っている。 両親の写真を撮ることは思い出作りではない。未来を手に入れることだ。写真がいつまでも手元にある限り身体が消滅しようとも死んだことにはならない。両親の写真を撮ることには一種の気恥ずかしさがありますが今回の事件で両親の姿を残すことが大事なことのように思える。僕の世代で消失するとしても...「両親の写真を撮っていますか?」
2006年 02月 09日
![]() Zeiss Ikon Summilux 50mmF1.4 今年は年始から一ヶ月あまりホテルと仕事場を往復するだけという日を過ごした。朝ホテルを出る時、外はまだ暗く、帰りも夜、当然真っ暗というわけだ。写真を「撮る」ということはほとんど出来なかった(行き帰りバスの中や車窓からシャッターは幾らか切った)がそのお陰というわけではないが写真を「考える」時間はたっぷりあった。「考える」といっても写真の未来やなぜ写真を撮るのかといった哲学的なことを考えていたわけではない。 もっと私的な観点「今年は何をどのように撮ろうか?」ということだ。普段テーマや目的を持って撮影することはない。撮影する場所も行き当たりばったり、適当だ。電車の窓から見た風景が面白そうだと思ったところで下車したり以前見て気になった所へ行ってみるという事が多い。このような拾い食いの様な撮影方法とテーマを持って撮影するという方法に優劣などはないと思う。今年はちょっと違う方法を取ってみようかなという程度のことなのだが自分の視線がどのように変化するのかまたしないのか楽しみなのである。 海が好きなので海の見える風景や港町もよさそうだし、川のある風景、煙突が見える町、歩道橋の回り、通勤通学の人の流れと考えれば色々とある。○○市、○○村のように土地を決めるのもいいかも知れない。フォーマットは、モノクロで撮るかカラーで撮るか。 やっと自分の時間を取り戻した尾道の小さなホテルの窓から夜の港町にカメラを向けながらこんなことをひとしきり考えている今が「写真」という幸せな時間かもしれない。
2006年 02月 07日
![]() RICOH Caplio R2 尾道(おのみち)は小さな港町だ。映画やドラマにもよく登場する町です。志賀直哉や林芙美子でも有名な文学の町でもあります。長い出張の帰りに憧れの(映画やドラマで洗脳されているのだ。)尾道の町へ初めて足を向けた。路地と階段が入り組んだ町並みは歩くには最適というより徒歩に拠らなければどこにも行けない。と、そんな感じの町だ。 港沿いを歩くと手に取るほど近くに向島が見え、今話題の「男たちの大和」のオープンセットも見える。その島の間の短い水道を小さなフェリー(渡し舟といってもいいぐらい)が行き来し通勤、通学の足になっている。JR山陽本線のガードをくぐり山手の方角に歩き出すと坂の町と言われるように狭い階段や細い坂道が縦横に走っている。行き止まりになってしまうのではと思うような道をたどると突然、目の前に寺や学校が現れたりする。それほど町のサイズの割りに寺院や学校が多い。観光地化されたところもあるが総じて静かな町です。平日の寒い季節の印象ですから観光シーズンに訪れるとまた違う印象かもしれません。雨が降ったり止んだりという天候でしたが長い出張が続きシャッターが切れない日々が続いたのでその反動なのか思った以上にフィルムが進みました。尾道らしい写真が撮れたかと言われると相変わらず路地と変な看板の写真ばかりのようで日本中どこに行っても同じような所を撮っているようです。(笑) 今回帰阪前に寄り道をしてよかったと思うことは尾道で触れ合った人の優しい心です。夜、一緒に開いている食堂を探してくれたタクシーの運転手のおじさん、お世辞にもきれいとは言えない古いビジネスホテルのフロントの方、商店街の中にある銭湯を改造したコーヒーショップのママ。思いやりに溢れた態度と言葉、そして久しぶりに一日中シャッターを切れたことで幸せな一日を過ごせた。いくら小さい町といえど一日では探索し切れません。 今、D76を溶解しながら光が溢れる時期にもう一度訪れたいと考えています。
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