2006年 12月 31日
今年最後の日に |
Leica MP Summicron 50mmF2.0
更新をサボっている間にとうとう今年も今日一日になりました。
今年最後の日はやはりカメラを持って過ごしたいということでチンチン電車に乗って終点の浜寺公園前へ撮影に行く。終点で電車から降りようと料金箱にコインを投入する時に運転手さんが僕の手にしたカメラを見て「ライカですか?いいですね。」と話しかけて来た。ライカの本当の値打ちというのはこういうところにあるのかもしれない。なかなか今日のスタートとしてはいい感じである。
売店も閉店した静かな公園を散歩しながら気ままにシャッターを切る。途中、野良猫の兄弟としばらく遊びベンチに腰掛てジョギングをする人を眺めて休憩する。帰りは沿線ぞいを撮影しながら徒歩で帰宅。これから部屋を暖めて今夜のプリント作業の準備をする。プリントをしながら新年を迎えるということは一年の締めくくりとしてはなかなか気の利いた過ごし方ではないだろうか?
デジタルが主流になっていくことは紛れも無い現実ではあるけれど僕の中では写真というのはフィルムで撮影して現像液の中で印画紙に浮かぶ画像のことです。来年もきっと赤い明かりの下で同じことをしているでしょう。
来年が皆様にとっても写真にとっても良い年でありますように、そして今年一年コメントやトラックバックを頂いた方や訪問下さった方に感謝いたします。
by leica-m8
| 2006-12-31 16:50
| colum