2005年 09月 27日
フィルムカメラの逆襲 4 |
MINOLTA TC-1
いろんな人のブログやサイトを訪問していて、最近うれしくなることが多い。
以前からフィルムとデジタルを併用している方は、やっぱりフィルムが面白い。デジタルから初めた若い人はデジタルのモノクロモードが楽しくなってギャラリーのモノクロプリントを見て、フィルムのモノクロプリントを始めたくなった。などとフィルムの楽しさを再発見や発見したというような記事を見つけては、ニヤニヤしたり、そうだろうそうだろう。と一人ほくそえんでいる。
デジにはデジのフィルムにはフイルムの楽しさがあるんだよね。
サイトの日記には小さなサイズですけど毎回写真を掲載している。コンパクトデジや携帯電話に付属したデジカメで撮ったものです。当たり前だがフィルムと違って今撮ったものが5分後にはアップという芸当が出来る。フィルムが逆立ちしても出来ないことだ。逆にフィルムからプリントにするプロセス(楽しみと思うなら)やフィルムからのプリントの描写(どちらの描写が優れているという単純なことではなく違うということ。)はデジカメではまねが出来ない。それぞれのよさ、楽しみ方があることをみんなが分かっているんだなと思うとうれしくなる。
実際に、フィルムカメラ、フィルム、ケミカル用品が激減していることは事実だが、これは採算を重視する企業が利益が大きいと目されたデジタル事業(実際はそれほど採算性はよくない。)への移行を急ぎ、ユーザーを焚きつけたメーカーによる市場操作のように思う。写真やカメラの好きなユーザーはメーカーが考えているより賢い(天邪鬼?)のだ。
冗談半分にしろ「MPの新品を買ってライカ社の手助けをするか。」という記事や、「Zeiss Ikonを買おうか。」という記事が現実の販売数になれば、まだまだ銀塩で商売が出来る企業や方法があるように思うのだが、素人の希望的観測だろうか。
by leica-m8
| 2005-09-27 00:50
| colum